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AIニュースまとめ(2月8日週)
こんにちは。スキルアップAIでインターンをしている手柳です。
スキルアップAIは、今回より週に1度、主にAIに関するニュースをピックアップし、紹介していきたいと思います。
今回は、2月8日週のAI関連のニュースを紹介していきます。
◇タメニー、茨城県にAIを活用したマッチングシステム提供
- 政府は少子化対策としてAIやビッグデータを活用した自治体の婚活事業を支援する方針
- 茨城県は同県が進める婚活支援事業に、タメニーが提供するAIマッチングシステムを導入
政府は少子化対策の一環として結婚活動支援を推進していますが、昨年12月には自治体によるAIやビッグデータを活用した婚活事業を支援する方針を決めました。すでにビッグデータを活用した婚活支援を実施している自治体の中には、マッチング成立割合が倍以上になった自治体もあるといいます。
数ある候補の中から効率的にマッチング相手を絞れるという点で、マッチングシステムとAIは相性が良いと考えます。今後、婚活に限らず他のマッチングビジネスにもAIを活用できそうです。
◇Bodygram、AI身体採寸テクノロジーアプリに3Dアバターによる体型トラッキング機能追加
- 全身写真から、全身24か所の自動採寸が可能
- 採寸したデータを元に身体の形状をアプリ上で3Dアバターとして視覚化
採寸データを蓄積していくことで、自身の体型変化に合わせて3Dアバターも変化していくアプリです。コロナ禍で自宅トレが増える中で、AIにより手軽に採寸できるアプリは需要がありそうです。
この3Dアバターは体型トラッキングだけでなく様々な使い方が出来そうですよね。理想の体型になったときのアバターが生成できればモチベーションのアップにもつながりますし、ARやVRと組み合わせてそのアバターと一緒にトレーニングできたらより楽しく活用できるかもしれません。
◇ワシントン大がピアノの演奏を映像から再現するAI「Audeo」を発表
- 演奏者の手元を映した無音の映像から演奏を再現
- 各ビデオフレームでどのキーが押されたかを検出し、その図をピアノが発する音としてシンセサイザーが認識できるように変換
- 将来的には、楽器なしで演奏できる仮想ピアノも
YouTubeから得た172000個の学習データを用いてトレーニングを行っており、音楽認識アプリでテストしたところ「Audeo」が生成したフレーズを演奏時間全体の約86%の間で正しく識別できたようです。元の音源では93%とのことです。
実際にサンプルを聞いてみたところ、やや機械的な響きにはなりますが違和感はありませんでした。将来的に楽器なしで演奏できる仮想ピアノの開発も考えているとのことです。
ゆくゆくはピアノ以外の楽器にも応用され、楽器なしのライブもできるようになるかもしれません。
おわりに
いかがでしょうか?紹介した3つのシステムをはじめ、現状多くのAIに関するシステムやサービスが開発されていることが分かります。
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今後も、AI関連ニュースの記事を共有していきたいと思います。ご期待ください!
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