最終更新日:
【高校生受講者インタビュー】難関のE資格に見事合格した勝山翔紀さん
こんにちは。スキルアップAIの広報です。
独学でAIの勉強を始め、現役高校生で日本ディープラーニング協会(JDLA)のE資格を取得した海城高等学校の勝山翔紀さん。
スキルアップAIのE資格対応のJDLA認定プログラムを受講し、見事合格した勝山さんのAIを学習したきっかけや、将来の夢などを伺いました。
AIを学習し始めたきっかけ
中学生の時に学校が提供していたプログラミング教室でSwiftに触れたのが最初のきっかけです。それまでプログラミングやAIについてほぼ触れていないので、最初に参加したときはどんなことを学ぶのかもはっきりとはわかっていませんでした。ですが教室で習ったことがとても面白く、どんどん上達したいと思うようになりました。また、教室の先生に勧められてアプリコンテストに応募したのですが、そこで受賞できたことも大きな自信になりました。
プログラミングの勉強を進める中で自然とAIが必要な技術であると気付き、独学でAIの勉強を始めました。日本ディープラーニング協会(JDLA)のG検定を取得したり、AIを活用したビジネスアイデアのコンテストに応募して受賞したり、少しずつ積み重ねていきました。
E資格取得のための勉強をしてみて
AIを勉強していると、やはりE資格を取りたいと思うようになりました。スキルアップAIの講座で勉強をしたのですが、学校の勉強よりレベルの高いことを学んで行くので、簡単なことばかりではありません。特に講座の最後の課題ではAIを実際に自分の手で作り、98%以上の精度を出すことが求められるのですが、この精度を達成するのに苦労しました。
スキルアップAIの講座を受けてからE資格を受験するまでに半年程度期間が空いてしまったのですが、復習で教材を見返したときに、要点がわかりやすくまとまっていて、教材だけで復習ができました。これからスキルアップAIの講座を受講する方は、講義はもちろんですが教材もしっかり活用することをおすすめします。
現在進めているプロジェクト
学校の地学部の活動として、地下水の変動シミュレーションモデル作りを行っています。元々地学部の中で地下水の変動についての研究プロジェクトがあったのですが、データを活用することを提案し、変動シミュレーションモデルを作ることになりました。既に何本か論文を書いていて、この後も部のメンバーと協力して引き続き論文作成をしていく予定です。
また個人的に取り組んでいる活動としては、トランスフォーマーという深層学習モデルにより長いシーケンスを読み込ませるための研究をしています。トランスフォーマーは自然言語処理の観点で、言葉において人間を越えるようなAIを生み出す可能性がありますし、他の技術と組み合わせて世の中に役立つAIに繋がる大きな可能性を持っていると考えています。
将来の夢
AIの基礎研究をする研究者を目指しています。AIはこれまで幾度かのブレイクスルーを経て発展してきた歴史があり、現在は第3次AIブームの後の時代です。ただ、実際の生活に入り込んで人々の生活を豊かにするようなAIが出来るまでにはもう何度かのブレイクスルーが必要だと考えています。ぜひブレイクスルーを起こすのに必要な研究を進めていきたいと考えています。
そのためにも、AI研究の先端を走るアメリカを拠点とすることが近道だと考えていますので、将来的には渡米することも視野に入れています。今は毎日英語でAIの論文を読んでいて、AIの勉強と同時に英語の勉強も進めています。論文で使われている英語は簡単ではありませんが、慣れもあると思いますし、とにかく最新の研究情報は英語論文で読むことができるので、とても良いトレーニングになっています。
おわりに
スキルアップAIでは、「現場で使えるディープラーニング基礎講座」を開講中です。ディープラーニングの基礎・原理を理解し、ディープラーニングを支える最先端の技術をプログラミングレベルでマスターすることをゴールとした講座です。無料トライアル版のご用意もありますので、是非ご検討ください。
また、2022年4月より、中高生向けAI開発スクール「スキルアップAI Youth」を開設します。現在講義内容の一部を先行して受講できるトライアルコースの申込受付中です。AIを学びたい全ての中学生・高校生やその親御様はこの機会に是非ご検討ください。
配信を希望される方はこちら
また、SNSでも様々なコンテンツをお届けしています。興味を持った方は是非チェックしてください♪
公開日: