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【講座のご案内】AIを手軽に実装⁈Microsoft Azureを用いてクラウドAIソリューションを学ぶ!Azure AI-900対応 クラウドAIサービス活用講座
こんにちは。スキルアップAIの戸野塚です。
近年、クラウド市場の拡大に伴い、Microsoft Azure、Amazon Web Service (AWS)、Google Cloud Platform(GCP)におけるクラウドAIサービスが充実してきたことで、手軽にAI開発をすることが可能となりました。
しかし、クラウドAIサービスを利用するためには、AIの知識だけでなく各クラウドサービスの知識も必要となるため、独学で学ぶには敷居が高いと感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
また、Microsoftは機械学習の基本原則や関連するAzureサービスの基礎知識を問う初級者向けのAI-900という資格試験を提供しており、一般的な機械学習およびAIワークロードの知識をAzureに実装する方法を示すための人材の認定をおこなっています。
今回スキルアップAIでは、この試験に対応した「Azure AI-900対応 クラウドAIサービス活用講座」を開講しました。
本講座はクラウドや機械学習の前提知識から、Azureが提供するサービスを用いて実際にモデルを構築するところまでを学ぶことができ、クラウドベースのAIソリューション構築の概要を身につけることができます。
Azureとは|仕組みやできること・代表サービス、活用するメリットを解説
以下に、講座の一部をご紹介します。
1.クラウドAIの広がり
従来のAIソリューションの構築手順は複雑で、学習データの収集から機械学習モデルの開発、運用環境への機械学習モデルのデプロイなど多くの手順を踏む必要がありました。
しかし、近年、AIソリューションの構築を支援するサービスがいくつもリリースされており、これらサービスを用いると運用までに要する時間を大幅に削減することが可能です。
代表的なAIソリューションの構築方法の解説(講座資料)
例えばカメラで撮影した画像や映像から様々な情報を取り出して解析するサービスや、チャットボットの作成のようなAI開発の実装をサポートするようなサービスも提供されています。これらを上手く組み合わせて利用することで、開発期間の短縮を図れます。
Azure のサービス一例(講座資料)
このようなサービスの登場に伴って、「作りたいAIモデルに対して適切なクラウドサービスを選択する」というスキルの必要性が高まっています。Azureでは、このスキルを問う資格試験が多数あります。
例えば、「データとAI」カテゴリにはAI-102、DP-100、AI-900などの試験が位置づけられますが、試験によって問われる問題や難易度、対象者など様々です。
それぞれの簡単な試験概要は以下になります。
試験名 | AI-102 | DP-100 | AI-900 |
---|---|---|---|
難易度 | 中級 | 中級 | 初級 |
内容 | AzureのAI系サービスのAIソリューションの構築、管理、および展開に関する専門知識を問う | 機械学習ワークロードを実装して実行するために必要なAzure Machine Learningサービスに関する知識や技術を問う | 機械学習および人工知能 (AI)の基本的な知識や関連するAzureサービスの基礎知識を問う |
対象者 | AIエンジニア向け | データサイエンティスト向け | AIエンジニア向け |
AI-102やDP-100は、それぞれの目指す分野における専門知識を問う中級者向けの資格試験で、AI-900は、機械学習やAIの基本知識を問う初心者向けの資格試験です。
2.ビッグデータアーキテクチャの重要性と機械学習の基礎知識を学ぶ
第3次AIブームの背景には、ビックデータの存在がありますが、より精度の高いAIを構築するためには、ビッグデータをうまく扱う必要があります。
本講座では、ビッグデータを最大限に活用するために、ビッグデータアーキテクチャの基礎として欠かせないデータの種類や管理方法について学びます。
例 : ビッグデータアーキテクチャの基礎の解説スライド
また、AI-900に合格するためには、機械学習の基礎知識を身に付けておく必要があります。講座では、代表的な手法や評価指標のタスク、モデルの検証方法など、機械学習の基本的な事柄を学びます。講座の教材では、機械学習の前提知識がない方にもすぐに理解してもらえるように、丁寧に解説しています。
例 : 機械学習のタスクの種類の解説スライド
3.Azure AIサービスのハンズオンを通してモデルを構築
講座では、Azureを用いたハンズオンを多数行います。
まず、Azure Machine Learningを使用して、コードを使わずに予測モデルの作成するハンズオンに挑戦します。Azure Machine Learning は機械学習のモデルの訓練と管理に使用できるサービスです。Azure Machine Learningの中の以下の2つは、コードなしで予測モデルを構築できるサービスです。
- Azure Machine Learning 自動ML(AutoML)
- Azure Machine Learning デザイナー (GUIベースのモデル構築)
講座では、上記のサービスを用いて、リソースグループの作成~モデルのデプロイまでの⼀連の流れを学びます。
また、Azure Cognitive Servicesを利用して、視覚系、言語系、音声系それぞれのサービスをハンズオンを通じて学習します。
講座内では、チャットボットの作成や画像認識、テキストから音声生成など幅広い分野を学ぶことができます。各サービスについての概要も丁寧に解説するため、ツールを利用したことがない方でも、スムーズに実行することが可能です。
例 : Azure Cognitive Services の言語系サービスの解説スライド
例 : Azure Cognitive Services の音声系サービスの解説スライド
4.まとめ
Azureが提供するクラウドAIソリューション構築について学びたい方や、AI-900の対策をしたいという方には必見の講座となっています。
AzureのAIサービスを座学だけでなく、実際に手を動かし、アクティブラーニングをご体験頂けるインタラクティブな講義となっていますので、興味がある方は是非AI-900の講座ページを覗いてみてください。
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