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Success Stories導入事例

オペレーショナル・エクセレンスの達成に向けて。生成AIを活用し業務効率化を推進。

合同会社DMM.com
通信・IT
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5,000名以上 / 推進担当者 / 生成AI
AIから地方創生まで 16の領域で60以上の事業を運営
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業務に活かせる生成AI活用スキルを習得する実践ワーク付きの研修を実施

研修前の課題・背景

業務効率化を推進し、オペレーショナル・エクセレンスを達成したい

生成AIを活用するイメージが湧いていない

研修後の効果

チーム・組織全体でAIや生成AIに関する共通言語を持つことができた

生成AIによって自身の業務を効率的に進めることができることを実感できた

研修のポイント

  • 整っていないテキストデータを生成AIを用いて効率的に企画書にまとめるワークを実施
  • 実際の業務でよくある問いを講師から投げかけることによって業務に紐づけながら理解ができた
  • スプレッドシートなど他ツールとの連携も行う実践的なワークを実施

業務が回るのは生成AIがあるから

― 日本の課題である生産性の低さについて

海外でコンサルタントをやっていた時に「何で日本は生産性が低いんだ」と言われ答えられなかったんです。帰国してからはそこを自分のひとつのテーマとしてやっています。

例えば、アルバイトや派遣の方に単純業務をお願いしているんですが、そこの部分は機械やAIに任せ、その方々に対して高度な仕事をしてもらうことによって、AIで日本の生産性はあがっていくと思っています。

今回の生成AIブームの流れで色々な人がAIに手を出しやすくなりました。これをどんどん広めて浸透させることによって全体の生産性があがると思っています。

― AIを業務に取り入れて変わったことは?

私自身が今いくつかの部署を兼務していますが、業務が回っているのは生成AIがあるからだと思っています。

メールを日々やりとりするほうではないので、どうしようか考えてしまうんですよね。でもいくつかAIに文案を出させて、そしてAI自身に出てきた案を評価させて、それを何回かチェーンで動かすことによってより良いものが出てくるんですね。

出てきたものに対して自分で一言付け加えて返信させていただくということをすると、10分かかる作業を3分で終わらせることができると思います。すごく楽になりましたね。仕事が。

― DMM.comではどうやって社内でのAI利用を促進していますか?

ありがたいことに他の会社さんと比べれば、DMM.comでは生成AIを使う方が増えているのですが大部分の人間はまだ使っていない。それって使うイメージが湧いていないだけだと思うんですね。人間はイメージが湧かないと行動に現れないので、イメージを湧かせるのがひとつのミッションかなと思ってます。

一番使ってほしいのはやはり事務職だったり、カスタマーサポートなどはすごく導入しやすいかなと思っています。

― AIを使って達成したいことは何ですか?

一番のミッションはこの会社でオペレーショナル・エクセレンスを達成することです。日本だけではなく、世界で通用するオペレーションを持っている組織にしたいと思っています。

DMM.comのビジネスモデルはすごく強いと思っているので、オペレーショナル・エクセレンスへの取り組みをしっかりしていけば世界でも戦っていけると思うんですね。1兆円企業もいけると思っています。

チーム組織全体で共通言語を持つことができた

― スキルアップAIの生成AI研修を導入した目的は?

今回の研修の目的としては、生成AIの基礎を学ぶ最初の一歩を踏み出すことで、具体的に自分達が何を作ることができるのか、そして現在の技術では何ができないのか、この辺りの解像度と線引をはっきりと見極めて実際に自分達で使っていく、その動機付けの場になればと思って企画をしています。

― 研修をやってみて、何を得られたと感じますか?

研修で得られたもので大事だなと思うのは、チーム・組織全体で共通言語を持つことができたこと。例えばAIと一言で言っても生成AIもあれば機械学習もある、RPAのようなものをAIと捉えてしまっている人もいるかもしれない。

会社として共通言語を持つことができたというところが、一番大きい成果じゃないかなと感じています。

― スキルアップAIの生成AI研修を受けた感想は?

研修を受けてみて感じたところでいくと、ご用意いただいた資料がとてつもなく膨大なもので、どんな内容になるのかなという不安と期待、相反するものがありながら臨みました。

専門的な用語を使えばかなり難解な技術的なお話だったかと思うのですが、その部分を非常に分かりやすくかつ面白く教えていただいたので、理解が進んだと感じております。

今回取り組んだのはそれこそ3万文字くらいのテキストで、「整っていないデータをどうやって企画書にまとめていくのか」みたいな課題でしたが、実際の業務によくある問いを投げかけていただいて、それに対してAIだけでなくスプレッドシートも連携させながら実際の業務に引き寄せた形で研修の中で取り組むことができたのは、非常に有意義だったなと私は思っています。

― ご自身の仕事の中で、今後どのように生成AIを活用できそうですか?

人事はテキストデータを大量に扱う言葉を操る業務でもあるので、言語的な情報はたくさん集まっています。ただこれを上手く今まで活用することができなかった、データ化したりまとめたりというところを人間が介在しなければできなかった部分を、AIを介在させてAIにサポートしてもらうことによって、極めて効率的にまとめていくことができた。

人間ができる経験には限りがあるわけですし、キャパシティについても限界があるかもしれない、AIは一人ひとりの能力やケイパビリティを大きく拡大してくれる、そんなバディになるんじゃないかなという感覚を持っています。

社員一人ひとり誰もがAIと一緒に仕事をしていける、それが当たり前になるような環境や人材を育てていければ良いかなと思っています。

インタビュー動画

「ビジネスパーソンのための対話型生成AI講座導入事例」

まとめ

スキルアップAIでは、様々な業界業種で1,000社以上の企業・自治体に導入いただき、AI/DX人材育成はもちろん、生成AIの環境構築から利活用、経済産業省の「DXリテラシー標準」に準拠したスキルの定量評価を行えるDXアセスメントなど様々な課題解決をご支援してきました。

弊社スキルアップAIが提供しております講座やアセスメント、生成AIなどのサービス紹介資料もご用意しておりますのでぜひご確認ください。皆さまのお力になれば幸いです。

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