森田 大樹
講師略歴
東京工業大学情報理工学院修了。大学院時代は数理モデリングの手法を用いた脳神経科学の研究に携わる。 大手インターネット企業でマルチビッグデータシステムの開発・運用業務に従事した後、個人事業主として独立。システムの受託開発や金融系データの解析業務を行う。現在はスキルアップ AI にて、講師活動を行いながら、システム開発のマネジメントやデータ分析業務に取り組んでいる。2018年、ショウジョウバエ大規模ニューラルネットワークの数理モデリングの分野でIEEE Computational Intelligence Society Japan Chapter Young Research Award受賞。
受講者へのメッセージ
AI系ライブラリやAPIの提供が各企業からなされ、機械学習・深層学習は産業における基礎技術となりつつあります。開発の敷居が下がりエンジニアとしては嬉しい限りですが、私たちエンジニアの業務は開発だけではありません。開発した製品が日々安定して稼働するための保守・運用作業も大きな使命の一つです。そこで本質的に大事になってくるのが「科学の言語」の役割を果たす数学であると私は考えています。機械学習・深層学習に限らずあらゆるAI技術が、数学を元に設計・実装されています。土台である数学を学び、生み出したプロダクトを安心・安全に提供・継承していってほしい。そういった思いで講座をしてまいります。